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美味しい冷凍パスタを作るコツ

冷凍パスタの作り方は超簡単。基本はレンジでチンするだけですが、レンジでの調理時間は、各パスタ毎に様々です。
どの冷凍パスタも、電子レンジ出力が500Wと600Wの時の両方の調理時間が記載されており、概ね4〜6分半です。

実は!冷凍パスタはそのまま作ってはダメ!
皆さん、「レンジでチンするだけなんだから、誰でも簡単に作れるんじゃないの?」と思うでしょう。
確かにそうなんですが、でも、実は!そうでもないんです!!
冷凍パスタを美味しく作るには、ちょっとしたコツがいるのです。

実際のところ、500W若しくは600Wの出力で、外袋に書いてある通りにレンジでチンすれば一応は出来上がりますが、 これでは、多くのご家庭では、パスタの触感が悪かったり、中心部が冷たかったり、 水分が多すぎだったり、たまに美味しくできる時もあればダメな時があったりして、本来の味ではない場合が多いのです。

調理済み冷凍ゆでスパゲティの作り方
これは、冷凍庫の性質によるものです。
冷蔵庫の機械的性能として、冷蔵室は中に入っている物が少ないほど冷蔵効率が上がりますが、 冷凍室は中に入っている物が多いほど冷凍効率が上がります。

メーカーの指定レンジ調理時間は、家庭用冷蔵庫の標準的な冷凍室の冷凍効率で調理時間を算定していますが、 皆さんのご家庭の冷凍庫の状態は如何でしょうか?
たっぷり満タンでギチギチに詰め込まれていませんか?

近年の冷凍食品の充実度は素晴らしく、大変便利で、多くの方が利用しています。
この為、たっぷり買いこんでしまい、どこのご家庭でも、外食よりも家で食べる方が多い方は、いつでも冷凍庫はいっぱいの状態なのです。 特に「冷凍パスタを買う」様なお客様は、尚更この傾向が強いのです。
つまり、このような多くのご家庭の冷凍庫は、冷凍効率が非常に高い状態になっており、 この状態の冷凍庫にしばらく保管した冷凍食品は、メーカー指定のレンジ調理時間では、時間が足らないのです。

そして、買ってきたばかりの冷凍パスタを冷凍庫にしまって数時間以内に食べるなら、メーカー指定の調理時間で丁度良いのです。 メーカー指定の調理時間で完璧だった場合の多くは、このパターンです。
逆に、長時間持ち歩いて買ってきて、そのまますぐに食べるなら、レンジ調理時間は短めにした方が良い訳です。

結論を言えば、たっぷり物が詰まった冷凍庫に保管した冷凍パスタは、メーカー指定の調理時間+30秒、若しくは指定時間そのままで+100Wぐらいで調理すると、 バッチリ美味しいパスタが出来上がります。
冷凍庫がそれほどギチギチでなくなってきたら、その半分、指定時間の+10〜20秒くらいが丁度良いです。


ただ、細かい事を言えば、冷凍室の大きさや強弱の設定、冷凍室の開け閉め回数、季節、電子レンジの性能等にも各家庭毎に差があるので、 ご自分の環境の最適な調理方法をご自分で探してください。

美味しい冷凍パスタを作る注意点
その他にも、美味しい冷凍パスタを作る注意点があります。
まず第一に、電子レンジでの調理が終わったら、なるべく早くかき混ぜることです。 その時点では、まだソースと水分が分離しています。この汁気は、麺をほぐす役割もあります。
しかし、ソースと汁気が分離していると、浸透し易い汁気のせいで、それだけ早く麺が伸びるのです。
また、温度が下がってくると、ソースの混ざり方も均等になり難くなってきます。ソースは満遍なく全体にしっかり混ぜた方が美味しいです。
なるべく早く、きちんと全体が均一になるようにかき混ぜましょう。

調理済み冷凍ゆでスパゲティ
そして、出来上がったら、すぐに食べることです。
これはまあ、普通に考えれば当たり前の事なんですが、ラーメンやうどん等、スープが多い料理は、麺が伸びる事が認識し易く、 逆に同じ麺類でも、焼きそばは冷めても美味しく、温め直す事もできます。
汁気の少ないスパゲティは、焼きそばに近いと言う誤った認識を持っている方が、たまにいらっしゃいます。
焼きそばは汁気が全くありません。少しでも汁気のある麺料理は、ラーメンに近いと言う認識を持ちましょう。

最後に、基本中の基本ですが、一度溶けた冷凍食品は、再冷凍しても品質が落ち、大きく味が損なわれます。
溶けただけなのだから、そうは言ってもそんなに変わらないんじゃ・・・と思っている方は大間違いです。
まず、最新の冷凍技術で急速冷凍して、風味まで封じ込めているものが無くなってしまいます。
また、一度溶けると組成が変わる為、レンジの調理時間も変わってしまい、正確な調理時間は分かりません。
更に、アイスクリームを溶かして再冷凍してみたことはあるでしょうか?
アイスの中に細かい空気が入っていて、なめらかな触感を作り出していたものが溶け出してしまい、触感が大きく損なわれます。 つまり、複数の食材を混ぜているものは、温度によって分離してしまい、分離した状態で再冷凍しても、元には戻らないのです。 冷凍食品は溶けないように、しっかり管理しましょう。

よって、冷凍パスタを美味しく食べるには、基本的な事も含め、以下の4点に気をつけましょう。

  • 冷凍室の冷凍効率、パスタの凍り具合を考えて、レンジの調理時間を決める。
  • 電子レンジでの調理が終わったら、なるべく早く、しっかりかき混ぜる。
  • 出来上がったら、すぐに食べる。
  • 保存段階で溶けないように、しっかり管理する。
冷凍パスタの長期保存にも注意が必要
冷凍パスタの賞味期限は、製造後1年間ほどありますが、保存の仕方によっては、時間が経つと麺内部の水分が乾燥してしまい、 その部分だけ、レンジで調理しても、きちんと出来上がらなくなる事があります。
これは、保存の仕方や冷凍パスタの種類によって、けっこう頻繁に起こります。
たま〜に、買ってきてすぐの場合でも起こる事がありますが、 買ってきてすぐの場合は、販売店や流通過程での保存状態が悪かった事が原因なので、消費者側ではどうしようもありません。
この様な状態になってしまったものは、食べても問題ありませんが、その部分だけ触感が悪くなります。

この、一部分の触感が悪くなってしまう現象は、乾燥の問題なので、時間が経てば経つほど発生し易くなります。
よって、なるべく、購入時期の古いものから食べる様に心がけましょう。

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